解決済み

音圧に関して疑問があります

3 回答
201 views
投稿 2024/02/26

私はDTMを最近始めた者ですが、作曲には始める前は想像もしなかった工程がある事に驚きました。

1番驚いたのは音圧です。

ただ音を組みあわせて出力しても音が小さく完成しないと知りそこから様々なエフェクトの使い方を勉強しました。

そこで素朴な疑問なのですが、何故DTMで作った曲を出力すると音が小さくなるのでしょうか。

ど素人からすると、DTM内で流れているまま出せばいいのに!なんて思ってしまいます。

全くDTMの仕組みも知らないど素人にも分かるようにどうか答えてくださると助かります。

回答3件
1

自分で聞く分には再生機器の音量で調整すれば良いだけなので、そこにこだわる必要は全くありません。他人に聞いてもらう場合には、自分の音楽の音量を客観的な基準と揃えておいたほうが親切だから、あらかじめ調節をしておく。

それだけの話です。「音圧」を無理に上げる工程は「音圧戦争」という、いうなれば業界の黒歴史の産物です。(配信プラットフォームによるラウドネスノーマライゼーションが一般的になった)今ではその必要性は大きくありません。 ミキシングとかマスタリングというのは小さい不愉快を取り除いたり、作り上げた音のイメージを最後まで出し切るための調整をする過程です。そのようなことよりも、まずは音楽自体を楽しまれてはいかがと思います。

icon
投稿 2024/02/26 16:02
0

DTMでコンプなどで音圧の調整をしない音源を試しにリハスタなどのスピーカーで大音量で流してみてください。

 おそらく、十分な音圧を感じると思います。

人間の音の聞こえ方は耳が受け取った振動を脳が自動で音量調整するようにできているので、とても音量が大きいと脳が自動的にコンプをかけたような聞こえ方がするといわれます。

 楽曲制作するにあたり、作った音楽を一般家庭で再生される音量でも、大音量で再生したときの”脳が調整した雰囲気"を感じられるようにするには、コンプなどをかけて音圧を上げてあげると近い雰囲気になるので、ポップスやロックの多くの楽曲は音圧を高めていると思います。

(それとは別にラウドネスウォー的な市場価値の話もあるけどそれは調べてみてください) ためしにクラシックのオーケストラなどのCDを一枚買ってみてください。 クラシックはそうした加工よりも素の音そのままの雰囲気や音量の大小、ダイナミクスが重要視されることが多いので、音圧を稼ぐような加工はあまりされづらいです。

 市販するには音圧をあげなければならない、youtubeは-14lufsにしなければならい、とかいうのはたいてい間違いで、なんのために音圧を上げるのかをきちんと考えてエフェクトをかけるようにする、数字とかの余計な情報に惑わされずに適切な量のエフェクトがかけられると思います。

投稿 2024/02/26 16:02
0

ご質問者様の質問はDTM初心者の悩みあるあるでございます(笑)

この問題にぶち当たった事はとても良い成長の過程にあるということです。

 素音にエフェクトをかけていくとどんどん音量が小さくなっていきます。

 得にリバーブなどの空間系エフェクトは音の輪舞がぼやけて顕著に表れます。

またパートが多ければ多いほど楽器同士の音色干渉で音圧感が無くなっていきます。

 環境に依存せずある程度の音圧を維持するための工程としてMIX作業が必要になります。

これをせず音圧を手っ取り早く稼ぐためにいきなりコンプで鬼圧縮したり、 マキシマイザーなどで海苔波形にしても音圧感は思うように上がりません。

音の情報は詰め込む量が決まっていて情報量が多いと飽和状態になってしまうのです。

 この飽和状態でも音が大きくて良い!!って錯覚してしまうときがあります。

 でも巡り巡って昔の曲を聴くと昔の方が綺麗だなって思うときが来るでしょう。

 各パートの音量・周波数帯域を絶妙バランスに整えること=MIX前提で音圧は実現されます。

 雑にいうと大きい音を維持する=音圧感があるということです。

世の中は音圧が高ければ高いほど良い音楽と捉えられる風潮がありますがそれは大きな間違いです。

 音圧を上げるということはダイナミクス(音のふさふさした部分)が失われていく事を意味し、諸刃の剣の関係にあります。 ガチガチに0dbをねらって無理に圧縮するような事はせずバランスを大事に心がけて音圧を調整してみてくださいね。 これから少し未来の事を書いておきますね。

この問題の打開キーワードは「オートメーション」「コンプ」「LUFSメーター」辺りだとおもいます。

 ぜひ調べてみてくださいね! 良きDTMライフを。

参考フリーVST

Blockfish - digitalfishphones -(コンプ)

 Loudness Meter 2 / Youlean(LUFS)

MLoudnessAnalyzer / Melda Production(LUFS)

投稿 2024/02/26 16:02