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和声を学ぶためにおすすめの本

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投稿 2024/05/05

作曲に役立てるため、和声を勉強するなら、『和声と楽式のアナリーゼ』か『総合和声』か、芸大和声を一巻からやっていく、どれがおすすめですか?現代音楽、ポップス、ロックと幅広く作曲したいです。

回答2件
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有名なのは芸大和声なのでそれが無難だと思います。ですが、オーケストラに特化するとかでなければやや硬苦しい本だと思います。

選択肢に無くて恐縮ですが個人的に『和声の要点』がおすすめです。

また、ピアノが弾けるなら『実用和声学』という本も併用すればより分かりやすくておすすめです。

投稿 2024/05/06 11:05
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「現代音楽」が何を意味するのか不明ですが、これらの本はクラシック系統の本なので、おそらく質問者さんには向かないでしょう。

想定されている読者層は、クラシックのピアノ・ヴァイオリン・声楽などの演奏を勉強している人や、クラシックの作曲を学ぼうとする人です。 クラシック系統の本ですから、音名は英語(Aエイ、Bビー、Cシー、…)ではなくドイツ語(Aアー、Hハー、Cツェー、…)で、基本的な考え方は調中心、使用する用語も全く異なります。 (楽譜が自由に読め、クラシックの素養がある程度ないと読めないです。)

これらを学んだからといって、直接ポップスやロックに役立つことはあまりないでしょう(間接的には役立つかもしれません)。 クラシックの勉強をするということで構わないなら、 

・和声と楽式のアナリーゼ これは「和声学」の本ではありません。それ以前の、もっと易しい内容です。 易しいといっても、内容はかなり高度です。和声に関するところだけ最後まで読めば、藝大和声の第2巻の真ん中ぐらいまでの知識は得られます。 初心者ならまずこれを読むべきでしょう。 

 

以下の2つは「和声学」の本です。 和声学というのは独学できるものではないので、和声学を勉強したいなら、先生につかないと無理でしょう。本を読んで知識だけ覚えたって、何の意味もないので。 

・藝大和声 系統的に書かれた和声学の本で、優れた教科書ですが、非常に難しい。

かなり理屈っぽく、つまづく人多数。

相当本気になってやらないと、何も分からないし、何も身につかないでしょう。

 3巻全部やるには、毎日2~3時間勉強して3年間とか、そういうイメージです。もっとかかるかもしれません。とにかく大変。

第1巻第8~10章、第2巻第3~4章、第7~8章あたりが特に厄介。

 第3巻も全体的に非常に難解。 優れているのですが、読む人を選ぶ本で、頭が相当良くないと読めません。

 学校の勉強がちょっと苦手というような人は、この本を読むのは全く無理でしょう。

 

 ・総合和声 こちらも藝大和声と同じ人(島岡譲)が中心となって作られていてますが、切り口(考え方)がかなり異なります。 一長一短でどちらが良いとも言えませんが、藝大和声の方が多く使われている印象です。

投稿 2024/05/08 22:05